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2007-7/7(土) いつでも捜しているよ 

新宿ビル群

[小説] 秒速5センチメートル 第二話「コスモナウト」後編 の感想

今月の掲載話を読む前にふと目に止まった、扉ページの絵コンテでの一節―

穏やかな表情だが、カナエの言おうとしている言葉を察して強く拒絶している。

貴樹の『…どうしたの?』(例のアイSHOP店先)での説明にこの一文があてがわれていました。



―優しくしないで

以前からこのセリフがなかなか読み取れずにいました。
花苗から発せられたこのセリフ―、自分の想いを貴樹に伝えるタイミングを一時的に逸してしまったとはいえ、なぜ彼女は貴樹の自分に対する「優しさ」に耐えられなかったのか?


花苗が貴樹のシャツの裾を思わず掴んでしまった(「言わなきゃ」という急いた気持ちがそうさせた)際に発せられた『―どうしたの?』という貴樹のセリフ。花苗がその言葉と表情から感じ取った(取ってしまった)貴樹の強い拒絶の意思。

拒絶され、なおも感じる貴樹の「優しさ」―
『優しくしないで』というセリフは、汲み取りができずに混乱してしまった花苗の感情の一端ではないかと思えました。

丘での貴樹とのやり取り(遠い存在の貴樹に自分と近い面を見る)、それを経た波乗りの成功は、少なくとも花苗の意思決定の後押しになったのは間違いありません。

しかしそこから生じた、いわば「心のゆとり」が貴樹と自分との視線の方向の違いを決定的にわからせてしまったと考えると、多少の皮肉は否が応でも感じてしまいます。


一つの感情的挫折を前進と捉えることが出来るならば、第三話の捉え方もまた違ったものになるでしょうか?
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[ 2007/07/07 01:13 ] 小説感想 | TB(0) | CM(0)
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